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アイテム
バリ・ヒンドゥー村落の近隣集団 : タバナン県グヌンサリ慣習村の2つの部落(バンジャール)の事例
https://doi.org/10.34360/00013505
https://doi.org/10.34360/000135054e7a4534-b813-4c64-932a-df33cf2c8551
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||
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公開日 | 2023-06-13 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | バリ・ヒンドゥー村落の近隣集団 : タバナン県グヌンサリ慣習村の2つの部落(バンジャール)の事例 Pluralistic Collectivism of Neighborhood Organizations in Balinese Village : The Case of two communities (Banjar) in Desa Adat Gunungsari, Jatiluwih, Bali |
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言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題 | バリ島, ヒンドゥー, 部落(バンジャール), 慣習村, 慣習(アダット) | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||
ID登録 | ||||||||||
ID登録 | 10.34360/00013505 | |||||||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||||||
アクセス権 | ||||||||||
アクセス権 | open access | |||||||||
作成者 |
永野, 由紀子
× 永野, 由紀子
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内容記述 | ||||||||||
内容記述 | 本稿の目的は、タバナン県ジャティルイ村にあるグヌンサリ慣習村を事例に、ポスト・スハルト期のバリ・ヒンドゥーの近隣集団の特質を明らかにすることである。バリ・ヒンドゥーにとって身近で重要な近隣集団は、村(デサ)と部落(バンジャール)である。村と部落は、行政(ディナス)と慣習(アダット)の二元性をもつ。本稿の考察から、ポスト・スハルト期の分権化のなかで、行政的要素と慣習的要素が混在し、多元的集団構成が揺らいでいる状況が示された。さらに、生活の基盤が現金収入になり、村外メンバーが増えたことで、バリ・ヒンドゥーの村落の生活は大きく変容している。世界遺産の登録がもたらす観光収入の増大は、こうした傾向に拍車をかける。 こうした変化と同時に、本稿の事例からは、今日でもなお部落(バンジャール)が、親族関係が重層する凝集力の強いバリ・ヒンドゥー固有の近隣集団であることが明らかにされた。バリ・ヒンドゥーの部落には、ダディアや屋敷地共住集団という父系的な親族結合に加え、部落内婚が多いので、父方・母方双方の親族関係が重層している。これらを包摂しつつ、部落は、葬送儀礼を中心に、通過儀礼と寺院の祭礼のための相互扶助をおこなうバリ・ヒンドゥー固有の近隣集団として今日も機能している。 |
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公開者 | ||||||||||
出版者 | 専修大学人間科学学会 SENSHU DAIGAKU NINGEN-KAGAKU GAKKAI(The Senshu University) |
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ISSN | ||||||||||
収録物識別子 | 2186-3156 | |||||||||
書誌レコードID | ||||||||||
収録物識別子 | AA12515455 | |||||||||
書誌情報 |
ja : 専修人間科学論集. 社会学篇 en : Bulletin of Senshu University school of human sciences. Sociology 巻 13, p. 17-34, 発行日 2023-03-23 |
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出版タイプ | ||||||||||
出版タイプ | VoR |