WEKO3
アイテム
「越境」する人々と「信頼貯金」 : 地域おこし協力隊OB・OGたちの語りから
https://doi.org/10.34360/0002000563
https://doi.org/10.34360/00020005638ba9145f-aae2-4857-b768-fcfcb35689eb
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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1072_0014_02.pdf
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||
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公開日 | 2024-04-24 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | 「越境」する人々と「信頼貯金」 : 地域おこし協力隊OB・OGたちの語りから People Who Transgress the Border and Building Trust in Rural Community |
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言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||
ID登録 | ||||||||||
ID登録 | 10.34360/0002000563 | |||||||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||||||
アクセス権 | ||||||||||
アクセス権 | open access | |||||||||
作成者 |
靏, 理恵子
× 靏, 理恵子
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内容記述 | ||||||||||
内容記述 | 2009年度創設された「地域おこし協力隊」制度は、近年、農山漁村への移住契機の1つとして捉えられている。本論では、「地域おこし協力隊」OB・OGの語りを通して、移住に伴う自己のアイデンティティ変容や定住に向かうプロセスを捉える。それにより、移住者と地元住民の相互作用の中で、今、ここ(農山漁村)で自分(たち)が暮らす意味を捉え返しながら、地域を維持・創造する動きが始まっていることを明らかにする。 本論は、筆者が2014年以降、島根県、岡山県、福島県、秋田県内で行ってきたフィールドワークにおいて書き留めてきた断片的な語り、地域おこし協力隊(以下、協力隊と記)隊員や関わる人々(受け入れ先の自治体職員、地域住民)からの聞き取りに基づく。隊員たちは活動の中から自分たちの「集合知」を創り出してきており、本論では特に「越境者」というアイデンティティ、「信頼貯金」に込めた信頼関係構築の重要性の2つに着目した。 隊員の多くは自分自身を「越境者」と捉えている。「越境」に込められた個々の思いが共有されることで仲間意識が生まれると共に、揺れるアイデンティティの支えとなってきた。また、隊員たちは自治体や地域の人々との間で信頼を積み重ねていくことを「信頼貯金」と呼び、とても大切なこととしてきた。そうした中、隊員と当該自治体や地域社会の間での相互作用により、地域を維持・創造していく動きが生まれ、広がっている。 |
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公開者 | ||||||||||
出版者 | 専修大学人間科学学会 SENSHU DAIGAKU NINGEN-KAGAKU GAKKAI(The Senshu University) |
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ISSN | ||||||||||
収録物識別子 | 2186-3156 | |||||||||
書誌レコードID | ||||||||||
収録物識別子 | AA12515455 | |||||||||
書誌情報 |
ja : 専修人間科学論集. 社会学篇 en : Bulletin of Senshu University school of human sciences. Sociology 巻 14, p. 1-10, 発行日 2024-03-23 |
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出版タイプ | ||||||||||
出版タイプ | VoR |