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アイテム
大学院の心理実習における心理面接の引き継ぎに関する一考察
https://doi.org/10.34360/00012742
https://doi.org/10.34360/00012742b6fc28a0-d832-40b7-b581-51df91f95ca4
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||
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公開日 | 2022-07-16 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | 大学院の心理実習における心理面接の引き継ぎに関する一考察 A consideration on the handover of psychotherapy in advanced practical training in clinical psychology |
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言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題 | 心理実習, 引き継ぎ, 心理面接, 治療構造, 面接関係, 大学院附属心理相談室 | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||
ID登録 | ||||||||||
ID登録 | 10.34360/00012742 | |||||||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||||||
アクセス権 | ||||||||||
アクセス権 | open access | |||||||||
作成者 |
加藤, 佑昌
× 加藤, 佑昌
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内容記述 | ||||||||||
内容記述 | 大学院の心理実習における心理面接の引き継ぎケースについて,特に治療構造論の観点から考察した。臨床心理士および公認心理師の受験資格取得のためには,大学院で担当ケースに関する実習を実施する必要がある。大学院生がその実習で担当するケースは,新規ケースではなく先輩など上級者からの引き継ぎケースであることが多い。この理由のひとつに,引き継ぎケースには,ケースに関する事前情報を豊富に得られたり,上級者の方針を見習えたりと,初学者がケースを担当しやすい側面があることが考えられる。しかし,引き継ぎケースで心理面接を始める際には,新規ケースにはない留意点がある。これが十分に検討されないと心理面接の理解や関係性に支障が生じ得る。本稿では,筆者の実習当時の経験をもとに作成した架空ケースを素材に,大学院の実習でケースを引き継ぐことが,その後の面接関係に与える影響を治療構造論の観点から考察した。そして,引き継ぎケースが持つ治療構造的な特徴により,セラピストが心理面接中の自分自身の率直な体験に気づきにくくなったり,事前情報による先入観や思い込みをクライエントに抱きやすくなったりすることを示した。特に,①前任者が先輩や経験者などの上級者であること,②前任者の心理面接の様子を陪席や行動観察などで事前に観察学習すること,③教育機関で実習を行うことが心理面接に与える影響について考察した。 | |||||||||
公開者 | ||||||||||
出版者 | 専修大学人間科学学会 SENSHU DAIGAKU NINGEN-KAGAKU GAKKAI(The Senshu University) |
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ISSN | ||||||||||
収録物識別子 | 2185-8276 | |||||||||
書誌レコードID | ||||||||||
収録物識別子 | AA12515444 | |||||||||
書誌情報 |
ja : 専修人間科学論集. 心理学篇 en : Bulletin of Senshu University school of human sciences. Psychology 巻 12, p. 25-32, 発行日 2022-03-15 |
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出版タイプ | ||||||||||
出版タイプ | VoR |