@article{oai:senshu-u.repo.nii.ac.jp:00004409, author = {秋吉, 美都}, journal = {専修人間科学論集. 社会学篇}, month = {Mar}, note = {モバイル技術は、情報コミュニケーション技術(Information Communication Technology, ICT)の利用可能性を拡張している。固定電話回線や電力などの基礎的なインフラが整わない社会においてもモバイル技術は広く活用されている。本稿では国際電気通信連合のデータセット World Telecommunication/ICT Indicators (WTI)を分析し、国家を分析の単位としてモバイル技術の普及度と経済・社会の発展指標との関係を検討する。分析の結果、コンピュータを基礎とする固定ブロードバンドの普及率は国家のGDPや人間開発のレベルの影響を強く受けるが、モバイル技術に関してはこれらの変数の影響は相対的に少ないことが見出された。このことはモバイル技術がグローバルなデジタル・ディバイドを緩和する可能性を示唆する。しかし、携帯電話によるブロードバンド・サービスなどの高度なサービスの利用機会は北欧、日本などに限定されており、モバイル技術の質の格差は新しいディバイドをもたらしている。}, pages = {3--12}, title = {モバイル技術普及の国際比較 : 経済発展,人間開発とICT利用}, volume = {1}, year = {2011} }